角の大きさをはかる基本的な問題です。
角度についての基本的な知識や分度器の使い方を学びます。
この単元では分度器が上手く使えるようになることが大切です。使いやすい分度器を選んで、正確に角度をはかれるように練習してください。
目標
•分度器を正しく使って角度を測ることができるようになる。
•分度器の目盛りを正確に読み取る練習を重ねる。
分度器の使い方のポイント
分度器は使いやすいものを選ぶ
まずは使いやすい分度器を選ぶことが大切です。透明でメモリが見やすいもの、お子さんの手の大きさや滑りやすくないかなどを考えて選ぶようにしてください。
おすすめの分度器
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この分度器は目盛りが見やすく、手に持ちやすいため初心者でも使いやすいです。
分度器の基本的な使い方
基準となる点に合わせる
下の図のようなアとイの間の角度をはかるとき、アの線に合わせてからイの目盛りを読み取ります。
しかし慣れていないと、いつの間にか分度器がずれてしまって、ずれた位置の角度をはかってしまうことがあります。作図するときも分度器のずれによって間違えることが多くなります。
分度器がずれないように手でしっかり押さえる練習をまずしてください。
また、合わせる位置を勘違いして覚えてしまわないように、分度器によっても基準の線の位置が違いますので、最初にしっかりどこに合わせてはかるかを確認することが大切です。
目盛りの読み取り
分度器は目盛りが内側と外側についているので上の図の場合は内側の角度を読み取らなければならないのですが、外側を読んでしまうこともあります。
例えば、以下のように角度を測定する場合
• 内側の目盛り:角度が分度器の左側にある場合。
•外側の目盛り:角度が分度器の右側にある場合。
目盛りを正確に読み取る
内側と外側のどちらの目盛りを読むべきか理解したら、ゼロ度から始まる角度を読み取ります。最初の練習では、間違って外側や内側の目盛りを読まないように気をつけましょう。
次のステップとして、以下の図を使って角度を測る練習をします。例えば、90度以下の角度は分度器を使わなくてもおおよその予想がつくようになることが重要です。
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*問題は追加する予定です。