計算の順じょを正しく理解することは、算数の基礎としてとても大切です。ここでは、4年生で学ぶ計算の順じょについて、特に( )を使った式と足し算、引き算、かけ算、わり算がまざった式の計算順じょの基本を説明します。
問題の解き方
計算の順じょの基本ルール
- ( )の中を最初に計算します。
- かけ算とわり算を次に計算します。
- 最後に足し算と引き算を計算します。
具体的な例
( )は先に計算します。
500-(150+80)=500-230
理解を深めるために、この式から文章題を作ってみましょう。
例)500円持っていて、180円のノートと80円のエンピツを買ったときのおつり
かけ算、わり算は先に計算します。
400-60×5=400−300
理解を深めるために、この式から文章題を作ってみましょう。
例)400円持っていて、60円のみかんを5個買った時のおつり
計算のポイント
慣れないうちや、よく間違える場合は、先に計算するかけ算、わり算にかっこをつけてみましょう。
400-(60×5) (28÷7)+(5×6)
四則計算の基本ですが、4年生のうちは理解していても複雑な計算や小数が分数が混ざってくると出来なくなってくることがあります。簡単な計算で確実に出来るように練習しましょう。
学習のポイント
問題を解きながら、計算の順じょを意識して取り組んでみましょう。最初は時間がかかるかもしれませんが、くり返し練習することで、自然に正しい順じょで計算できるようになります。また、文しょうだいを作ってみることで、計算の意味をより深く理解することができます。
計算の順じょをしっかり身につけることで、より難しい算数の問題にも自信を持って取り組めるようになります。がんばって練習しましょう。
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