文字を使った式で$x$の値を求める計算練習問題です。
中学で学習する一次方程式の考え方で、中学受験レベルの応用問題では複雑な式の問題も出題されます。
基本的な考え方は小3で習う 「□を使った式」 と同じで、複雑な問題になったら式を簡単にして$x$ の値を求めます。
簡単な問題で基本的計算をまずしっかり身につけてから、複雑な問題を解けるようにしてください。
基本的な考え方
次の式の $x$ の値を求めます。
$10ーx=3$
中学の一次方程式の解き方だとマイナスの概念が必要になります。このxを求めるには10から3をひけばいいと気づけばOKです。
$10ーx=3$
$x=10 ー3$
= 7
次のわり算の場合も同様に考えます。
$24 ÷ x = 4$
$x = 24 ÷ 4$
=6
やや複雑な式は、式をだんだん簡単にして順番に解いていきます。
7 +2 × $x$ =31 * 2 × $x$ をひとまとめにする。
2 × $x$ =31 − 7
2 × $x$=24
$x$ =24 ÷ 2
$x$ =12
- かけ算、わり算の部分は□で囲っておくとわかりやすくなります。
- 答えを出したら元の式にxをあてはめて たしかめ算をするようにしましょう。
$x$ =12 をもとの式に入れてみると 7+2 ×12=7+24=31
基本的な計算のきまりが身についていないと、複雑な式になってくると分からなくなってしまいます。難しくなってくると出来なくなる場合は計算のきまりの問題をもう一度しっかりやり直すようにしてください。
中学入学前に計算力をアップするのにおすすめ
《一歩先を行く》リーダードリル〈算数〉小学6年の計算 (四谷大塚 リーダードリル) 新品価格 |
練習問題をダウンロードする
画像をクリックするとPDFファイルをダウンロード出来ます。
*問題は追加していきます。
基本的な問題
やや複雑な計算
2021/6/24 ④の問題と解答の式が異なっていたので修正しました。