がい数の表すはんいの問題です。
苦手にするお子さんも多いとろこです。線分図を書きながら基本的なことをしっかり確認してください。
例) 四捨五入して、十の位のがい数にするとき310になる整数のうち、いちばん大きい数といちばん小さい数をもとめる
310になるはんいを下のような線分図で考えます。
四捨五入して、十の位のがい数にするとき310になる数は 305より大きく(305も入れる)315より小さい(315はいれない)数になります。
*以上、未満、以下の意味をしっかり理解しておきましょう
以上 その数に等しいか、それより大きい数
未満 その数より小さい数(その数はいらない)
以下 その数に等しいか、それより小さい数を表す
上の言葉を使って表すと
1の位を四捨五入して310になる数は 305以上315未満 となります。
整数を求めるので、315はふくまれず、314がいちばん大きな数になります。
もとめる整数のはんいは 305以上314以下
いちばん大きい数は 314
いちばん小さい数は 305
となります。
ポイント
慣れるまで、または数が大きくなって混乱しやすい問題の場合は上のような線分図を書いて考えるようにしてください。
問題を解いていくうちに一番大きな数は四捨五入する位が4 一番小さな数は四捨五入する位が5となることに気づき、図を書かなくても解けるようになります。中学受験を考えている場合は出来るだけ早く解けるようにしていきましょう。
また、大きな数になってくると混乱しやすくなりますので注意してください。
例)百の位で四捨五入して7000になる整数で、一番大きい数と一番小さい数を求めなさい・
一番小さい数 6500 一番大きい数 7499 ←百の位で四捨五入して7000になるはんいは「6500以上7500未満」なので7500より1つ小さい整数は7499
練習問題をダウンロード
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*問題は追加していきます。しばらくお待ち下さい。
がい数のはんい1
がい数のはんい2
- 切りすて、切り上げ、四捨五入
- がい数の計算(和と差の見積もり)
- 積と商の見積もり