偶数と奇数は、数の基本的な性質を理解する上で重要な学習内容です。この単元では、偶数と奇数の定義、見分け方、そして計算した結果が偶数になるか奇数になるかを学びます。これらの知識は、日常生活での数の扱いや、より高度な数学の基礎となります。
基本事項
偶数と奇数とは
2でわり切れる数が偶数、2でわり切れない数が奇数です。
0〜7の整数を2でわると
0÷2=0あまり0
1÷2=0あまり1
2÷2=1あまり0
3÷2=1あまり1
4÷2=2あまり0
5÷2=2あまり1
6÷2=2あまり0
7÷2=2あまり1
となるので 偶数は 0 , 2, 4, 6 奇数は 1 , 3 , 5, 7
となります。
*0は2でわると0なので、偶数にします
偶数と奇数はかわるがわる1おきにならびます。
赤が偶数 青が奇数
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
一の位で偶数と奇数を判断する
一の位の数が 0、2、4、6、8 なら偶数
例 24 , 652 , 398 , 1020 , 5266
一の位の数が 0、2、4、6、8 なら偶数
例 35 , 223 , 417 , 2221 , 6009
偶数と奇数の計算のきまり
偶数+偶数=偶数 奇数+偶数=奇数
奇数×奇数=奇数 奇数×偶数=偶数
などの計算のきまりの問題も出ます。
まずは具体的に 2+6=8 3+6=9 など計算に当てはめて確認してください。
次の段階で 偶数+偶数=(2の倍数)+(2の倍数) 奇数+偶数=(2の倍数)+{(2の倍数)+1}
というような考え方が出来るように導いていきます。中学の数学の証明につながる部分ですが、現時点で分かりづらければ、具体的な数字を入れて考えてみましょう。
学習のポイント
- 偶数と奇数の定義をしっかり覚えましょう。
- 一の位の数字を見て、素早く偶数か奇数かを判断できるようになりましょう。
- 偶数と奇数の計算のきまりを、具体的な数字を使って確認してみましょう。
- 計算結果が偶数になるか奇数になるかを予想する練習をしましょう。
- 日常生活の中で、偶数と奇数がどのように使われているか探してみましょう。
これらのポイントを押さえながら学習を進めると、偶数と奇数についての理解が深まり、応用問題にも取り組めるようになります。
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*一部の問題にミスがありましたので、問題を入れかえています。