速さの3公式のうち、時間を求める問題について説明します。時間を求める計算は、日常生活でも役立つようになります。ここでは、基本的な考え方から応用まで、順番に学んでいきましょう。
基本的な考え方
時間=道のり÷速さ
の式で求められます。
例)時速5kmで20km走ったら、何時間かかりますか。
20÷5=4 4時間
ポイント単位に気をつけて問題を解く
時間や速さの単位変換が必要な問題もあります。時間の計算の基本もしっかり復習しておきましょう。
例1) 時速150kmで210km進むと何時間何分かかりますか。
解き方
210÷150=1.4時間
0.4(時間)×60=24分 答え)1時間24分 かかる
*時間を分数にして計算する練習もしてみましょう。
例2)時速3km歩く人が120m歩くのに何分何秒かかりますか。
時速3kmを分速に直す 3km=3000m 3000÷60=50 →分速50m
120÷50=2.4 0.4分=24秒 答え)2分45秒
速さの単位変換の問題で単位変換の練習をしましょう。
学習のポイント
公式を丸暗記していると、どちらで割るのか忘れてしまいます。次のことをしっかり理解するようにしてください。
- 時速5km → 1時間で5km進む
- 10km進めば2時間かかる(10 ÷ 5)
- 20km進めば4時間かかる(20 ÷ 5)
これらの考え方をしっかり身につけて、練習問題を解くことで、時間の計算に関する理解を深めることができます。
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時間のもとめ方1
基本的な問題です。
時間のもとめ方2
単位に気をつけて解く問題です。