速さの、道のり(距離)を求める問題です。
基本的な考え方
道のり=速さ×時間
の式で求められます。
例)時速5kmで2時間走ったとき、何km進みますか。
→5×2=10 10km
公式として覚えるのはそれほど難しくありませんが、丸暗記ではなく、速さと道のりの関係をしっかり理解することが、応用力をつけることにつながります。何故かけ算になるのか考えてから公式を使うようにしましょう。
時速5km→1時間で5km進むのだから、 2時間進めば1時間の2倍になる。
単位に気をつけて問題を解く
少し難しい問題になると、単位を合わせることになります。
例1)時速5kmで走る人は、20分間で何km進みますか。
20分を時間に直して考えます。
20分 → $ \frac{20}{60}=\frac{1}{3}$時間
$ 5 \times \frac{1}{3}=\frac{5}{3}$ 時間
例2)分速60mで歩くと2時間で何km歩くことが出来ますか。
解き方1) 2時間=120分 60×120=7200m→ 7.2km
解き方2) 分速60mを 時速に直す *速さの単位変換で学習します。
60×60=3600(m) →時速3.6km 3.6×2=7.2 km
つまずきをなくす 小5 算数 文章題【改訂版】 (西村則康先生の本) 新品価格 |
練習問題をダウンロードする
画像をクリックするとPDFファイルをダウンロード出来ます。
道のりのもとめ方1
基本的な道のりのもとめ方の問題です。
道のりのもとめ方2
単位に気をつけて道のりをもとめる問題です。
*速さの変換を使う解き方も考えてみましょう。
その他の速さの問題