単位量あたりの大きさの問題です。
「単位量」という考え方は算数の問題を解くのに大切になります。また理科の計算でも必要になってきますので、中学、高校に入っても必要となる考え方です。
問題の意味を理解して、式を作るようにしていきましょう。
単位量あたりの大きさを求めてくらべる
例)3両の電車に141人、4両の電車に184人乗っています。どちらの電車がこんでいますか。
1両あたりの人数を出してくらべます。
3両141人
4両 184人
3両の電車 141÷3=47 1両あたり 47人
4両の電車 184÷4=46 1両あたり 46人
3両の電車の方が、1両あたりの人数が多くこんでいることが分かります。
全体の量÷いくつ分=単位あたりの量
全体の量を求めてくらべる
例)6個で1260円のリンゴと、5個で1005円のリンゴがあります。
リンゴ1個の単位あたりの値段をくらべます。
1260÷6=210 1個あたり210円
1005÷5=201 1個あたり201円
5個で1005円のりんごの方が1個の値段は安くなります。
単位あたり量×いくつ分=全体の量
いくつ分かを求める
単位量あたりの大きさが分かっていれば、全体の量からいくつ文化を求めることが出来ます。
例)1㎡あたりに15本の花のなえを植えます。45本のなえでは何㎡の花団に植えることが出来ますか。
⚪︎㎡に45本の苗を植えるとする。
45÷ ⚪︎ =15 ⚪︎=45÷15=3 3㎡
全体の量÷単位あたり量=いくつ分
小数や分数など、複雑な問題になると式が作れなくなって混乱することがあります。
全体の量÷いくつ分=単位あたりの量
の式を作ってから考えてみるようにしてください。
練習問題をダウンロード
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問題は追加する予定です。
単位量あたりの大きさ
全体の量をもとめる
2022/1/7 1-3の解答にミスがありましたので修正しました。
いくつ分かを求める
2022/1/7 2-3の問題が割り切れない数になっていましたので修正しました。
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