割合のもとにする量を求める問題です。
もとにする量は くらべる量÷割合 で求めることができます。
このページのプリントのように、もとにする量を求めるだけなら、わり算で式を作れても、いろいろな問題が混ざってくると分からなくなってしまうケースが多いようです。
問題文を読んで、どの量を求めるかを図に書く練習をしてから、問題を解いてください。
図は、下のようなものや数直線で書けるようにしてみましょう。
例)ある学校の5年生の人数が90人で、これが学校全体の18%に当たるとき、この学校全体の人数を求める。
*90人がくらべる量になることを確認します。
90÷0.18=500 500人となります。
割合の式から考える
公式として覚えてなくても、割合の求め方が分かっていれば、もとにする量を出すことが出来ます。
例)◻︎人の40%は60人です。 ◻︎にあてはまる数を求めなさい。
□はもとにする量
割合を求める式より 60÷□=0.4
または くらべる量を求める式より □×0.4=60
◻︎=60÷0.4=150 答え 150人
中学受験などで複雑な応用問題を解く必要がある場合は、公式として覚えるより、式変形で導き出せるようにしていくことをおすすめします。また線分図を書いて何を求めるのかを考える習慣をつけるようにしてください。
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*問題は追加する予定です。
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